「結婚」は、人生の大きなターニングポイントでもあります。
日本では、ザックリと言えば、結婚は、役所に婚姻届を出し、法律上の夫婦であることを承認される事を言います。
結婚のお祝いは、これから家庭を築き、共に人生を歩む二人をお祝いする気持ちを、形にしたものの事を言い、ご祝儀として現金を渡したり、二人にふさわしい物品を贈ります。
結婚のお祝いとは?
結婚のお祝いとは、結婚が決まった方にお祝いの気持ちを込めて贈る「贈り物」の事をいいます。
身内の方や、友人・知人の結婚が決まったら、早速お祝いを用意する事となりますが、お祝いの形は、間柄や、式や披露宴などに参加する、しないで異なります。
また、結婚のお祝いを贈るにはご祝儀として現金を贈る場合や、新郎新婦が希望した品物を贈る場合があります。
但し、式や披露宴に招待された場合には、ご祝儀を包むのがマナーです。
結婚のお祝いはいつするの?
結婚のお祝いを贈るタイミングは、それぞれにあります。
例えば、籍を入れるのみで挙式、披露宴はしないとか、披露宴に呼ばれているとか、会社の同僚に同志でお祝いを贈るなど様々あります。
また、地域によっても、結婚にまつわる慣わしが様々あるので一概には言えませんが、結婚をお祝いするという事は共通です。
挙式を行う新郎新婦 へお祝いを贈る場合
挙式を行わない新郎新婦へお祝いを贈る場合
基本的には、挙式を行わない新郎新婦へお祝いは、本人から結婚や入籍の報告があった場合に贈ります。
結婚や入籍の報告を受けたら、その日から1ヶ月以内にはお祝いを贈りましょう。
出来れば、直接会ってお渡しするのが一番ですが、難しい場合は、相手の受け取りやすい日時を聞いてから贈る心配りも忘れずに。
間接的に聞いた場合は、その情報が違っている可能性も十分ありますので、注意が必用です。
授かり婚の新郎新婦へお祝いを贈る場合
結婚のお祝いのお祝いを贈る時はどうすればいいのかしら?
結婚の報告を受けたら、お祝いを準備する事になりますが、どのようにすれば良いでしょうか?
また、相場はどれくらいなのでしょうか?気になりますよね。
結婚のお祝いを贈る場合は、顔を合わせて贈る事が一番良いのですが、無理な場合は、金品は「現金書留」物品は「宅配便」で送ります。
その際、相手の都合の良い日にちや時間帯を聞いて、それに合わせて贈るように配慮しましょう。
現金を贈る場合
結婚祝いに、現金を贈る場合の正式なご祝儀袋は、結び切り、若しくは淡路結びの水引を熨斗を付けたご祝儀袋を用意します。
しかし、最近では100円均一ショップに並ぶものから、水引が可愛らしくアレンジされたもの、豪華絢爛な水引が付いた物など多種多様となっています。
水引は、中に入れる金額に比例して、大きさや色使いが派手になっていきます。
最近のご祝儀袋が入っている袋には、目安となる金額が書いてあるものが多いので、そちらを参考にすると良いでしょう。
結婚にまつわる慣わしなど、地域によって異なることから、ご祝儀の相場も違って来ますので、上記のご祝儀の相場は、あくまでも目安です。
また、年齢によってもご祝儀金額は多少異なることもあります。
物品を贈る場合
結婚のお祝いに、品物などを贈る場合に気を付けたいのは、大きさに関わらず、挙式当日に持って行かない事です。
挙式当日は、その後に旅行が控えて居る場合などがあるため、荷物を増やすのは迷惑する事になりかねません。
最低でも、挙式の1週間前までには贈るのが良いですね。
物品を贈る場合には、結び切りの水引が描かれた熨斗紙を付け、直接渡すのが良いですが、難し場合には、相手の受け取りやすい日時を確認した上で、宅配便で送っても良いでしょう。
結婚のお祝いのお祝いを頂いたら
結婚のお祝いをもらった場合のお返しは、どのようにしたら良いのでしょうか?
結婚披露宴など、挙式に参加して頂いた場合は、引き出物としてお渡しします。
披露宴などを行わない場合や、招待していない方、参加出来なかった方からお祝いをもらったら、お返しをするのがマナーです。
結婚のお祝いのお返しは、頂いた金額の半返し~1/3程度が一般的ですが、頂いた金額の大きさや間柄等によって、多少異なってきます。
結婚のお祝いを頂くときに「お返しは要らないわよ」という方も時折見受けられますが、お返ししないのは、“片祝い"と言って縁起が良くないとされています。
「お返し不要」として頂いた時も1/3程度のお返しとメッセージなどを付けて、お礼の気持ちを伝えましょう。
いずれも、結び切りの水引が書かれた熨斗紙をかけ、表書きには内祝いと、夫婦の氏名を連名で書きます。
まとめ
人生の節目となる結婚は、とても喜ばしくおめでたい事ですし、これからの長い人生を共に歩む二人に、祝福する気持ちを「結婚祝い」として贈りたいですよね。
結婚のお祝いの相場は、地域や間柄によって異なる事はありますが、お祝いする気持ちに違いはありませんよね。
結婚のお祝いをする際には、タイミングや、どのように渡すかなど、失礼の無いようにしたいものです。
また、水引には色々種類がありますが、結婚のお祝いには「結び切り」か「淡路結び」を使用する事を間違えないようにしましょう。